お金の貸し借りはむずかしいものです。ローン会社もありますが、個人や親族で貸し借りもしたりする人もいるでしょう。

 

私も若い頃に知人に「お金を貸してほしい」と言われて何度か貸してあげたが、少ない金額で気軽に貸していたけれど、十分の一も戻ってこない(返してくれない)。

 

そのうちに、またこの知人から「お金を貸して?」と言われたたときに、今まで貸した分も返してもらっていないから貸せないと言うと、「いままで貸してくれたのに、ケチ!」と言われたことがあります。借りる側が高飛車では欲深い低級霊がつきまとってしまいます。

 

逆切れという言葉がぴったりですね。その一件いらい知人でもお金の貸し借りは一切していません。お互いに嫌な思いをしたくないからです。

 

お金を貸して、戻らなくて、今度は貸すことを断ったら怒られたのでは、たまったものではありません。

 

人にお金を借りつづける人は、慢性的に常識を超えてしまい、「貸さないほうが悪い!」という考え方になる場合もあります。

 

逆に平気で貸していると、貸せないときに「ごめんなさい」と言わなければならないように筋違いの言葉になってしまうのです。まるで貸す側が悪いことをしているような意識です。

しかし断るときはしっかり断らないと、借りたいほうはやさしく、弱気な人に近づいてきますから、毅然とはじめから断ることです。

 

アルコール依存症の人にお酒を差し出すことはしてはいけないのと同様に金銭面に対しても依存されてしまうことの怖さもあります。

 

もしくは貸すというのは「あげる」気がまえでないとダメです。

再度ダメ出しですが、一度上げるとキリのない人もいることを忘れずに。「双方が低級霊に操られることにもなります」。

加藤眞澄ホームページへ

投稿者 dimension-shin