ある方は「自分は実家の近くに住んでいますが、
普段は元気なのですが、実家に帰ると具合が悪くなるのです。
それもなんとなく調子が悪いくらいで
自分の自宅に戻るとおさまってくるのです。
実家の両親も心配してくれるのですが、
なんとも原因がわからないのです。
家族も仲良くてもっと頻繁に行きたいのですが、
体調が悪くなるので実家に帰りづらい」ということでした。
このお話を伺って、やはりご実家に問題があるようなので
お家まで伺うことになりました。
そこで神棚やご仏壇はきちんと祀られていたのですが、
中を拝見させていただくと、ご本尊が古く、それも片手がありません・・・・・。
またかなり古いお位牌のひとつが下の足が壊れかけてガタガタになっていました。
家の方にお聞きすると、「知ってはいましたが、
先祖が持っていた古いものなので、
そのまま持っていたほうがよいと思ってさわらずにいたのです」
そう話されていましたが、お位牌などは
霊の体の様な存在ですから、
古いものを大切に祀られるためにも
ガタガタなままでは新たにされるか、修理していただくか、
きちんとご供養お焚きあげされたほうがよいのです。
これでは感受性の強い人は具合が悪くなってしまうこともあります。
古いものを大切にされることは素晴らしいのですが、
できたら直されるのか、あるいはお寺にお聞きしながら
どうしたほうが良いのかご相談なさってもよいと思います。
知らされていたのです。
もうすぐ8月のお盆でもあります。
皆さんも見直されてみてください。