*事例はご本人のご了承をいただいて掲載しております
10年以上前のことですが、ある地方の家の方が、ご家族でよくないことが
続いたり、霊の気配が見えたりして、いつものことだと思いながらラップ音の
物音もひどくなってきたのでご相談にこられたのですが、代々山をもたれてい
て、最近一部を手放して開発されて来たようです。
その手放された山(土地)も祖父さんの代までは
山の神様も祀られてきたこともあったようですが、お祀りをなにも受け継がれ
ないまま、そのままに手放してしまったのです。
それはきちんとしなければいけません。
かといってすでに他人の土地をさわるわけにはいきません。
この方のもつ山の近くで、あらためて神様をお祀りしましょうということにな
り、お清めをして土地のご縁の神社のお札を祀る場所を決めるために、そこの
ご家族3名と私 と計4名で少し山の上にいき、良い場所をさがし、その場所を
特定してまずはお清めのお酒をお水お酒をまいていたとき、
大きな柏手の音が2回ほど「パンパン」と」聞こえたのです。
とても周囲に響く柏手でした。
お清めを終えてから、さっきどなたが柏手をたたいたのか伺うと、4人中2人の
男性は「そんな柏手なんて全然聞こえなかったですよ」とのこと
もう2人は私を含めて女性でその女性は「え~!凄く大きな柏手だったのに聞こ
えないなんて嘘みたいー」とやはり聞こえていたのです。
このご家族の方は皆さんがかなり霊感も強いのですが、聞こえていたのは女性
に限られていました。男性は全く聞こえていない・・・
それでも柏手が聞こえたのは喜んでくれているということでは意見も一致した
のです。
そして後日、色々わかってきたのが、ご家族が古いことをご存じの方に伺った
ところ、この近辺の神様ごとをやっていたのが、このご家族の家系の方だった
そうです。
地域の儀式などのときは特に女性が神様にお供えしたりの役割を持たれていた
ようでした。
何代も前にそういうこともやらなくなっていったようですが、一度大事にされ
てきたところは可能な限りはできる形で守られていた方がよいです。
その後きちんと土地の氏神様を祀られてからは現象はおさまってこられました。