*事例はご本人のご了承をいただいて掲載しております
ご先祖代々が何百年も続いて、同じ土地に住んでいたあるお家では、だんだん
土地を手放すことになり、
広い庭の池も埋めてしまったのです。
もちろん先に池の鯉は、業者さんに頼んで引き取ってもらい、池を埋めるとき
も業者さんに頼まれたのです。
しかし池を埋めてから立て続けに、祖父母は寝込んでしまい、ご主人は仕事の
トラブルが重なり、
お孫さんは熱がでたりおさまったりのくりかえし、
奥さんだけが、大事にしてきた池をお祓いもしないで埋めるのはよくないと言
っても誰も聞く耳を持たなかった。
「どうせ手放す土地だから」でなにもしなかったのです。
それはよくありませんね。
後日お伺いして、お清めをさせていただいていると、
いまは無くなっていますが、昔は水神様をお祀りされていたようです。
小さな石が置かれていたのを。ご家族が覚えていらっしゃいました。
言い伝えられていなかったので知らなかったのですが、けれども古い池や井戸
を埋められるときには、お清めをされたり細心の注意はされることは大事で
す。
水神様にまつわる神社はおまいりに行っていただきました。
穏やかなよき日々でありますように