たった一言が足りなかったばかりに誤解が生じたり、上手く相手と意思の疎通ができないこともあります。
「思っていても言えなかったり、言ってほしいのに相手が言ってくれない一言ってあるかもしれません」こればかりは無理に相手から言葉を貰ってもオウム返しで面白くないものです。
多少のことなら人間誰でもそれくらいのことはあるから仕方ないとも思えるでしょうが、
いつも言葉足らずで損をしている人もいます。
反対にそうなるのはわかっていても、よけいな言葉を言い過ぎてしまうこともあります。余計なひと言が雰囲気を変えてしまうような力を持っているとも考えられますが、
言葉は言霊(ことだま)といわれるように、
言葉にも魂といわれる意識が乗っているということでもあるのです。
荒い言葉ばかり聞かされていると不安定になってしまうように、
心をのせていく大切な言葉は大事です。
敵ばかり
日常生活で、近所づきあいでも仕事でも友人関係でも、自分が敵と思われることは悲しいことです。自分が何もしていなくても敵とみなされたり、阻害されてしまうこともあります。大小の差はあっても少なからず経験された方もいらっしゃるかもしれません。
「人より敵が多い人は、強さの裏返しでもあるのです」。
けれども敵がいることで悩んでいるのなら、自身の心の中を振りかえってみることも必要ではないでしょうか。
「なぜ自分だけが責められ敵視されるのか、
敵にならなければならないのか、自分には絶対に戦う意識がなったか」、
「自分も相手を敵視していなかったか」、
「敵と思われないかと不安に思っていなかったか」・・・・・・など一度振り返っていくことも大事で冷静さをもたらしてくれます。
あるいは霊的な問題を抱えていることもあります。
ご自分ではそれほど感じられなくても、他人から見るととても暗い人間に思われていたり、
現状を我慢だけではなく、修正しながら進まなければならないこともあります。
その結果が自身の居場所でないこともありますし、流れを変えて新たにスタートしていくこともできます。
人生は流動しています。
不幸を知るから幸福を知ることができますように。