夢の中で、高層マンションの階段を登り続けていく中で、いままで上ってきた階段が次々下に落ちていく、しまいには、いま上り続けている階段も段々と透明になり見えなくなるが、でも不思議と自然に上れる・・・自分の周囲には、それを笑顔でみている人達の姿があって不安はなかった。

この夢は、ご自分の人生全体のことを表していますが、階段はこれまでにたどってきた道のりでもあります。下に落ちてしまった階段は、これまでの経験であり土台です。

周囲で笑顔の人達は、人生の仲間であり家族であり、霊的にはソウルメイトや守護霊の心を笑顔で感じたのです。透明になった階段は無くなってしまうのではなく、これまでの人生の中で自然に自分が進むべき方向が、悩むことなく構築されていくことを表していました。

この夢にはまだ続きもあります。
上っていた途中、急に階段ごとご自分が下に落ちてしまった。暗い地下のようなところで、いままで順調に上っていたのに、どうしたのだろう?と思いながら、先に落ちていた階段の残骸をみていると、ところどころ光るものがあることに気がついた。近づいて階段の繋ぎ目のところをみてみると、大判小判が光輝いている、他の繋ぎ目のところに同じように大判小判がたくさんある。あれ~と思いながら夢はここで終わったそうです。

この夢は階段の繋ぎ目は過去の節目節目に起こった、様々な出来事、ときには悩み、苦しみ、心の葛藤、さまざまなことからの学び、経験が今の自分をつくってきた大事な出来事で、それは人生で持ったも大事なもの、大判小判とみたのは、大事な宝だという意味なのです。

一見過去はイヤなこともあるかもしれません。それを霊的な成長、人としての成長のために起きたことをどれだけ生かせていきるか、過去に積んできた経験や乗り越えてきたことはこれからの未来への自分に大きな宝でもあり、支えにもなるということと、魂の仲間が常に働きかけてくれているということです。

 

投稿者 dimension-shin