人のことを思いやることは
やさしい気持ちがあるからこそですが、
その思いやりの心が、
情が深すぎてしまいときに
相手から弱点を攻撃されてくるような出来事も
人生の中で起こることもあります。
例えば、落ち込んでいる相手に心配のあまり、
良かれと思ってメールや電話で毎日のように
話し相手になって上げてそれが当たり前になり過ぎてしまったり、
親しい人に困っているからお金を貸してほしいといわれて、
何度か貸しているうちに、少額であっても
借りる方も当たり前のように借りにくるようになってしまい、
貸せないというと「いままで貸してくれたのにどうしてだ!」と
逆ギレさえされるように、
よかれと思いやってあげたことが
結局相手の弱点を増長してしまう結果にもなり、
自分自身も苦しむことになってしまうこともあります。
お金に限らずですが
相手の要求だけを満たしすぎて、
その結果何もお互いのためにならないこともあります。
霊的にも相手の霊に負けてしまうのですから、
人にも霊にも入り込まれる隙をつくらないように。
内面の自分(霊的な自分の真我)を見失わないように。