よく同じ夢を見る
夢をよく見る人の中で同じような夢を見る場合があります。
暗い洞窟の中にいるような怖い夢だったり、にぎやかな街へいく寸前で、落とし穴のような深い所に落ちて「キャーッ!」と大声をあげて目が覚めたり、または追いかけたり追いかけられたり、といろいろでしょう。
夢をみる度に内容が変わるのでしたら、その時々の霊的示唆もあるでしょうが、繰り返し見る非常に似たような夢は、精神世界について自身の過去や霊性が成してきたことと、これから成さなければいけないことへの戒めに近いようなことを知らされていることもあります。
自身の意識の奥行きに対して、決して物質的な世界にのみ「気」をとられないように、忘れないように、忘れかけたときに見せられるというより、自身の霊性が未来への示唆を含んだ事柄を、巻き戻していることもあります。
そのことが自身の内面に影響を与えてきますから、生き方を微妙に修正する役目を果たしていることも多いのです。注意深く受け止めていられる人は気付いていることでしょう。
ただ気に留めてはいなくても、霊的な自身は常に肉体と精神性に示唆を与え合い補っているのです。
(スピリチュアルカウンセラー・加藤眞澄)