自分というのは肉体(容姿)をまとって、

それぞれ違う環境に生まれ育って自身がこの世界で必要なことを経験して

人生を歩んでいくのですが、それでも人と比較したり

自分の置かれている環境に不満や愚痴も出てしまう事もあります。

 

それさえも含めてこの世界でのなすべき体験でもあるのですが、

過去からのカルマなどこれまでは

非常にそういうことが過去からの呪縛のように

因縁めいたことも強く出ていた時代もありましたが、

これからの時代にはそれらから縛られるのではなく、

解放されて行かなければなりません。

 

ご自分の過去世に気づかれてきた方は、なぜいま大変なのか、

受け入れていくことも必要です。

 

それを理解した上で生きる意味を見出すことも方法のひとつかもしれません。

もちろんそういう過去を気にしたりするのも嫌だし、

もし過去世がわかったとしても、

それはいまさら悪いことだったとしても誰に謝ればいいのか、

いまさらそんなことまでしたくないとも思われるかもしれません。

 

それはそれでいいのです。

過去のご縁はつながりですから、

ご自身が生活している環境や周囲にも自然に出てきています。

起こった出来事は良きも悪しきも芽が出てくるものです。

 

人は必ず良いこともしていますし、

他人を助けたりもしていますから、

そういうつながりもご自分を支えてくれるものです。

それでは過去にもし悪いことをしたら、

どうせ次に生まれたら悪いことが起こるだけだろうと

思われるかもしれませんが、それは何もしなければのことです。

 

例えば過去に悪かったと思ったら反省したり、

戦ってきた時代があったとしたらやむをえない時代だったという思いや、

ご家族や人への思いやり心遣いなど

気づきの優しさが出てくるだけでも半減してくるのです。

 

気づいたら人のためになっていることはたくさんあります。

仕事もそうですし、人間関係も人助けは自分も助けてくれます。

朝の目覚めやいつもの風景にも感謝できる心のゆとりは

ご自分のためにも必要なことです。

神社やお寺への参拝でも心から手を合わせることができる思いは、

ご自分を育んでくれます。

 

現実世界は意識が作り上げていく世界でもあります。

苦労しすぎては逆効果で苦しんでしまいますから、心身のバランスを大切に。

 

 

 

投稿者 dimension-shin