ご結婚をされてご実家を離れた一人娘さんの女性が
ご実家の高齢のご両親を相次いで亡くされて、
実家は住む人もいなくなったご実家は
いずれ数年したらご主人とともに住まわれる予定ですが、
ご仏壇からご両親のお位牌だけを
嫁ぎ先の今の住まいに持ってこられて、
実家のご先祖のお位牌などは実家においたままでした。
ただご両親のお位牌を持って帰られてから、
なんとなく体の不調が出てきたということでした。
ときおりは掃除のためにご実家に帰られているので、
ご両親だけのお位牌を出さないで、
ご実家のご先祖も入っているご仏壇に戻されて
一緒に祀られるようにしていただきました。
ご先祖のご仏壇とお位牌とご一緒に
ご実家におかれていただくようにされた方がおさまりがよいです。
その後はさっそくご実家のご仏壇に
お位牌を戻されたら、
御鈴の音がとても響くようになったとおっしゃっていました。
あるべきところにあることが大切でした。
ケースにもよりますが、ご先祖代々のお位牌もなく単独でご両親の
ご供養をされている方もいらっしゃいます。
この方の場合はご先祖代々のご仏壇がありましたためと、
近い将来そのご実家に住まわれるということを決められていたため
戻していただいたのです。
戸隠神社奥の院参道(長野県長野市)