地方都市から車で20分ほどの山間部に住む主婦の方が、
「主人がどうしてもここに住みたいというので
数年前に都心部から移り住んできました。
環境は自然の中でのんびりして地域の方も良くしてくれていますが、
私は霊の姿や影のように動いているのをハッキリ感じるのです。
主人に話しても理解してくれない。
霊なんて気のせいだと一笑にふされてしまいます・・・」
この土地の村に葬られてきた悲しい戦いの歴史と、
誰からも供養されることもなく、誰からも気づかれることも無く
霊たちを感じられました。
まず土地の氏神に挨拶し、土地のお清めを何度かするようにお話して、
それから様子を見て水晶を埋めてお清めもしたほうが良いので、
またいらしていただくようにしました。
ところが、この奥様が家に戻り氏神様にお参りをし、
土地のお清めをしようとするとご主人が「変なことをするな!と
怒るのでしばらく様子を見ます」とご報告があってから、
それから一週間ほど過ぎた日にご連絡があり
「主人があの翌日から3日間原因不明の高熱を出して、
4日目にようやく熱が下がりはじめてきました。
そして熱でうなされているときに見た夢か現かわかないと言いながらも、
空から沢山雨が降るように、矢が降ってくる。
逃げても逃げても、怖くて苦しかった。
夢とはいえこんな怖い目に遭ったのが霊かもしれない・・・」
と、さすがにご主人がいわれたそうです。
「それで、いよいよ主人も観念したようで
きちんとお清めをしてお参りしていただこうという話になりました」。
後日出張にお伺いして浄霊をすることになったのです。
このケースの場合には、
頑固なご主人を動かしたのは土地の霊も介入していますが、
守護たちも守りながらもぎりぎりのところで、
肉体と精神的な世界とのつながりを保とうとしています。
その後は霊的な気配もなくなって落ち着かれてこられました。
どうしてもここに住みたいという思いと、
縁がある人(霊)を救っていくことの時期がきたためでもあります。
過去世のご縁もありましたが、土地へのご縁を、良きつながりに変えていかれることで、
清々しく暮らせるものです。
ご縁も大切に
※ご本人の承諾を得て掲載しています