生まれたところ・住むところ

生まれてくる場所は、過去からのつながりのもとで決められてくると思います。「縁が深ければ、前世や過去世にかかわりの強かったところ」 に生まれてくるでしょうし、少なくとも「ここに」生まれてこなければならない理由は、魂のせ界をたどればあきらかではないかと思えます。

そして生まれたからには、「住むところ」です。 ほとんどの場合、幼いときには親の住むところが、共に住むところになるわけです。

けれども大人になって、独立してくると、今度はご自分の 「縁」 そのものです。

もちろんしがらみはありますが、それも含めてご自身の縁でもあります。

家を守り、同じところに住む人もいますし、仕事でどうしても別のところに何度か移る人もいます。

またはせっかく越したのに霊的現象などがあると特にそうなのですが、引越してしまうケースもあります。

そして特別に嫌なことがなくても、逃げをとることでもなく、「次の何か?」 を求めて住むところを変えていく人もいます。見えない何かに心が向けられ引っ張られているかもしれない。冒険心も強いかもしれない。

それならば、こういう考えを持つとよいかもしれません。

「新たな自分を見出したくてそうしている」

「過去世も含めた自分の魂の過去に、そしてこれから出合う人や、ことがらのすべてに感謝をしていくためにそこへいく」 というようにスピリチュアルな感性で考えると、より奥行きが広がるのではないでしょうか。

そして、よき出会いと感謝と一期一会を大切に、人にも空にも大地へも「心癒して癒されて」

心と魂は常に共存していますが、魂の過去の縁が今の環境にもつながっていることを受け入れて乗り越えていくこともしあわせをもたらしてくれる流れにもなってくるのではないでしょうか。

 

生まれ変わりについて 

前世や過去世はありますが、いま生きている、この「体と心」でそっくりそのままに生まれ変わりということではありません。

この人生にはこの「心と体」だけです。

でもこの一生を終わって、「死」をむかえて体という肉体が消えていくと霊体が残ります。

その霊体もやがて脱ぎ捨てる時期が来ると、「魂」が残されて、魂の本質の世界に戻ります。

分けて考えていくとそういうことになりますが、すべてが一本の糸のように、つながり続けています。

魂の本質というのは、次元の違う世界で捉えるしかありませんが、自分が戻るのは自分が生み出されてきた「魂のふるさと、親元である精神的な世界の空間」でもあるのです。

一つの人生を終えた魂が親元に戻り、人生の中で「見て、学んで、感じとることにより」 培ったすべての成長を蓄えていきます。

ですから、前世とか過去世に関して「魂の世界から」は、それぞれが一部分の魂をたずさえて、いくつもの人生を歩み、体験していくことになります。

そのため、極端なことをいいますと、同じ魂から生まれ変わっても、もしかしたら前世でとても歌が上手くても、次の人生では音痴かもしれないということです。

逆に前世で歌が好きで上手だったから、この人生で歌って人を感動させる役目をもった人もいることになります。

それは違う人生ではありますが、歌の上手いという特徴の一部分が強く働きかけているのです。

体で例えるならば、何十兆個もの細胞の一つがその特徴をもたらしているように、ほんの一部が前世や過去生とつながりをもたらされています。

あえて記憶を眠らされているように、

それが大きく関わってくる人も、そうでない人もおられると思います。

先ほどの話に戻しますと、それでも、「歌で人を感動させる以外での、苦労もまた人生につけ加えてきています」から、それぞれの試練を乗り越えていかなくてはなりません。

多くの場合、特に優れた良いところは少ししか、もたらされてきていません。優れた部分だけを使いこなしてしまうからでもあり、足りないところは人生でできる限り学んできなさいというようなものです。

魂の世界からいいますと、「生まれ変わりはあります」

けれどこの姿をもつ同じ姿ではありませんから、二度とないこの一生を「宝」にして、日々よき明日に向かわれますように。