知人のS子さんは毎月参拝に出かける神社がありますが、
「いつもはご本殿で参拝だけだけれど、
お正月だからお酒のご奉納をさせていただこう」そう思い、
奉納の日本酒を購入して、大事に抱えて神社へ出かけ
ご本殿の中にお供えしていただくために
社務所で先にご奉納のお酒を渡してから
ご本殿の前でお参りするつもりで、
社務所から15メートル先のご本殿に向かったときに、
S子さんの前をご高齢のご夫婦が歩いていたのです。
その後ろを歩いていると、すごくお酒の匂いがしてきたのです。
「このご夫婦お酒飲んできたのかな」「それにしてもお酒が匂う!」
しかしご夫婦に近づいてもお酒はご夫婦からは匂ってこない、
どう見てもご夫婦はしらふでした。
自分だけがお酒の匂いを感じているのかしら・・・、
S子さん「もしかして今、社務所でお酒を奉納したから、
神様がすでに受け取ってくれたことかな」と感じたのです。
なにかお願い事をしたわけではありませんが、
気持ちがすぐに伝わるものなのだなあと
つくづく感じたという話でした。
お酒のご奉納すればいつもそうなるということではないですが、
いつも何かにつけて参拝に行っている神社で
感謝のお供えをしたかった気持ちを「受けとめた!」
ということがお酒の匂いで伝わってきたのでした。
寒川神社(神奈川県)
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