新聞を読んでも、雑誌の占いコーナーを見ても、
書かれていることが、全部自分のことを言っているのではないかと、
気になって気になって、いてもたってもいられない方がいます。
もともと人生相談の記事や、占いコーナーなどを読むことが好きだった人が、
ネガティブな出来事をきっかけに、親戚や友人とのトラブルなどが続いて、
不運なことが重なってしまったり、
神経が疲れて来たときから、新聞や占いコーナーの記事を読んでも、
自分のことが書かれているのだと思ってしまう。
たとえば「あなたは自分勝手です。努力をしなさい。
今週は最悪の日です。旅行は凶、・・・」などと書かれていたら、
「全部自分のことを書いているから、どうしたらいいか、不安。
まるで自分が見られているのではないか」とまで思ってしまう。
そのわりに悪いことは自分に当てはまるけれど、
良いことを言っているときには自分なんてと思ってしまうかもしれません。
これまでの人生の決断の中で自分が正しいと思う決断をしてきたはずでも、
不運な出来事が、自分が悪いからではないかと思いこみすぎて、
なんの言葉も自分への非難と罪悪感に受け止めてしまいがちになり、
余計に苦しんでしまうことにならないように。
ご自分の人生の決断を信じて。流されないように。